6月も半ばになり、梅雨の季節となりました。
恵みの雨ではありますが、ジメジメした湿気で不快な梅雨。
カビの発生が心配な時期でもあります。
カビは高温多湿を好み、ごみやホコリ、垢や石鹸カスなど
あらゆるものを栄養分とする為、こまめな掃除が必要です。
今回は、特にカビが発生しやすい浴室や洗濯機の
掃除方法やカビ対処法についてご紹介します。
◎浴室
浴槽の湯垢
石鹸カスや皮膚の老廃物、皮脂などの複合汚れが湯垢です。
放置すると落ちにくくなるので
残り湯が温かいうちに落とすことがポイントです。
不要なGパンのデニム生地で擦っても落ちます。
落ちにくい湯垢は、市販の洗剤以外に
酢をたっぷり含ませたスポンジで
重曹を振りかけながら擦り洗いする方法もあります。
床・壁・タイル目地などの黒カビ
塩素系漂白剤を使う場合は、水で2~3倍に薄め
片栗粉でペースト状にしてカビに塗り
ラップで密閉するのが効果的です。
(黒カビは空気に触れていると死滅しません。)
1時間から半日放置し、あとは水でよく流します。
換気は十分に行って下さい。
又、浴室の壁材によっては、
塩素系漂白剤を使用できない場合があるので、注意して下さい。
カビを除去したタイル目地は、よく乾かしたあと
ロウソクを塗っておくと、
水をはじいて、カビの発生を防いでくれます。
天井のカビ
つぎ柄が長いタイプのフローリングワイパーや
ローラーハケを使うと便利です。
予防用には、消毒用のアルコールを含ませて拭いておくと
除菌効果でカビの発生を防いでくれます。
排水溝のぬめり
詰まりや悪臭の原因は、石鹸カスや髪の毛です。
市販の薬剤がありますが、
重曹と酢(又はクエン酸)を使う方法もあります。
排水口に重曹1/2カップを振り入れ
同量の酢とお湯(40度くらい)を流し込むと
泡立ってくるので、30分以上放置します。
その後、お湯で洗い流します。
クエン酸を使う場合は
重曹2に対しクエン酸1/2の分量です。
日常の対策は‥
①入浴後、熱めのシャワーで浴室の汚れやゴミを流し
冷水シャワーをかけて浴室内の温度を下げる。
②換気扇や窓を開け、なるべく湿度を避ける。
◎洗濯機
黒カビにとっては、浴室同様、条件が整っている場所です。
洗濯槽の隙間は、特に湿気や栄養分が溜まりやすく
風通しも良くありません。
掃除方法は、専用洗濯機クリーナーが簡単ですが
薬剤に抵抗がある方は、ぬるま湯を洗濯槽に最大位まで入れ
重曹(約1カップくらい)を投入し、数分間洗濯槽を回してから一晩おきます。
翌日、もう一度回してから水を捨てます。
部分的には、ブラシに直接重曹を付けて磨きます。
日常の対策は‥
①衣類に付いた食べカスなどは、取り除いてから洗濯機へ。
②石鹸カスが溶け残らないよう、洗剤は適切な量で
できればよく溶かしてから洗濯機へ入れ、すすぎも念入りに。
③洗濯後は、フタを開けて、湿気がこもらないようにする。
◎まとめ
以上のような掃除と予防がなんとかできても
なかなか湿気を消せないのが、この梅雨の時期。
やはり、活躍させたいのが乾燥機です。
浴室にも洗濯機にも、乾燥機能が付いていると助かりますね。
最近の建売住宅には、乾燥機能付きの浴室を
標準装備している物件が多くあります。
又、当コラムでご紹介した 「干し姫様」も
この時期には特に活躍することでしょう。
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埼玉の不動産 ハウス壱番館の島野でした^^