地区計画制度とは、地区の特性を活かしたまちづくりを進める
ための制度で、まちづくりのルールを都市計画として定め
それに基づいて“まち”をつくっていくものです。
私たちが住みやすさ・居心地の良さ等を感じられる“まち”
“まち”には、さまざまな個性があります。
それぞれの地区の良いところを守ったり、さらに良くしたり、
また問題点を改善したりする方法も地区ごとに違います。
地区ごとにまちづくりを進める手法として地区計画があります。
今回は、埼玉県内の地区計画が施行されているなかで、
川口市『戸塚安行駅周辺地区のまちづくり』の
主な制限等について、ご紹介させて頂きます。
Contents
地区計画の目標
戸塚安行駅周辺地区は、地下鉄が開通し、現在土地区画整理事業
による道路・公園などの公共施設整備が進んでいる地区です。
駅前や駅周辺の幹線道路沿道では、サービス系土地利用の立地が
見込まれています。
本地区については、今後も周辺の良好な住宅地の住環境と調和を
図りながら、地域に必要なサービス系施設を適切に誘導し、
川口市都市計画基本方針の目指す緑化産業と
戸建住宅が共生するにふさわしい市街地形成を図るために
地区計画を活用したまちづくりを進めています。
地区区分
本地区内において適切な都市機能と健全な都市環境の確保
を目的とし、建築物の用途・構造・床面積等により敷地に
関して制限をするものです。
①戸塚安行駅周辺(用途地域が近隣商業地域)については、
『駅前地区』・『周辺サービス地区』に。
②沿道ぞい周辺(用途地域が準住居地域・第1種住居地域
第1種中高層住居専用地域)については、『沿道地区』に。
③戸塚安行駅周辺(用途地域が第1種中高層住居専用地域)
については、『中層住宅地区』に。
④その他の地区(用途地域が第1種低層住居専用地域)
については、『低層住宅地区』に。
壁面の位置の制限
居住環境の悪化を防止する観点から建築物の壁面(外壁)
の位置を制限するものです。
地区区分(低層住宅地区を除く)によって異なりますが、
道路境界線から1m以上後退、又は道路又は隣地に面する部分
については、各境界線から50㎝以上後退しなければなりません。
建築物等の高さの最高限度
隣地周辺の日照、まちなみの景観上の観点から、
建築物等の高さの最高限度を制限したものです。
①『駅前地区』では、23m
②『周辺サービス地区』・『沿道地区』の一部・
『中層住宅地区』一部では、16m
③『中層住宅地区』一部では、12m
④『低層住宅地区』では、10m
原則、上記の制限が適用されます。
建築物の敷地面積の最低限度
敷地の細分化等による居住環境の悪化を防止する観点から、
敷地面積の最低限度を制限したものです。
① 『沿道地区』の一部・『中層住宅地区』では、130㎡
② 『低層住宅地区』では、110㎡
原則、上記の制限が適用されます。
かき又はさくの構造の制限
防災上及びまちなみの美観上の観点から、かき・さく
の構造を制限するものです。
道路に面する側については、生垣又は1.8m以下の
透視可能な材料で造られたものとなります。
(但し、高さが60㎝以内の部分はこの限りではありません)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
戸塚安行駅周辺地区の目標は『緑と調和した快適な都市環境
を有するまち』をめざして進めております。
住環境の良いまち!
特に、子育て中のご家族には、安心してお住まいになれる
地区ではないかと思います。
ここで、本地区内で販売されている、新築戸建をご紹介させて
頂きます。
川口市西立野 全4棟 15号棟 2780万円
川口市第1戸塚南 全5棟 2号棟 3580万円
川口市戸塚南1丁目 全7棟 1号棟 3980万円
ぜひ、一度ご覧になってみて下さい。
埼玉の不動産 ハウス壱番館の藤谷でした^^