全ての世代のご家族が安心・安全に暮らせるバリアフリー住宅の費用

住宅のご購入や新築をお考えのときには、いま現在のライフスタイルの充実や住まいとしての機能性、ご予算などを重視される方も多いでしょう。住宅にお住まいの間にお子さまの出産やご成長など、ご家族のライフスタイルに、さまざまな変化が予想されます。その一つとして、ご家族の高齢化に伴う、ご自宅のバリアフリー化を検討してみてはいかがでしょうか。
すぐにご高齢のご家族と同居される方はもちろん、ご自身がご高齢になったときにも住みやすい住宅の機能と、設置に必要なご予算についてご紹介します。

1.家の中の移動や家事が安心・安全にできる住宅

バリアフリーといえば、ご高齢のご家族が暮らしやすい住宅という印象がありますが、奥さまが妊娠されたり、お子さまがまだ小さかったりする場合にも安全と安心を保つことができます。また、住宅の中では、ご家族がくつろぐだけでなく、ご家族のためにさまざまな家事が行われるため、家の中を安全にスムーズに移動できる環境を求める方も多いのではないでしょうか。

1-1.間仕切りと段差を少なくして安全に移動できる

廊下から部屋に入るときや、部屋から部屋に移動するときに床に仕切りや段差があると、つまずいてけがをする危険があります。そのような危険をなくするため、フロアー全体の床を1枚にしたり、間仕切りをなくしたりする方が増えています。部屋ごとの間仕切りをなくすることで、移動しやすいだけでなく、広々とした開放的な空間が生まれ、暮らしをより快適にできます。また、車椅子の生活になったときにもスムーズに移動が可能です。工事費用は、内容によって150万~500万円ほどになります。

1-2.料理しやすく家族のだんらんを支えるリビングダイニング

従来の台所が独立したタイプの住宅では、お料理をしているとリビングの様子が分からず、小さなお子さんやご高齢のご家族の様子が分からないといったこともありました。キッチンを対面型にすることで、お料理中にもリビングの様子を見ることができます。

また、システムキッチンの高さを調節することで、作業がしやすくなります。車椅子に座ったままでも作業ができるシステムキッチンもありますので、取り入れてみてはいかがでしょう。システムキッチンの費用は、50万~100万円ほどですが、リフォームも行えば、200万円以上になる場合もあります。

2.水回りを使いやすく

介護が必要、車椅子生活になった場合に苦労されるのは、トイレの利用やご入浴など、水回りに関するものでしょう。ご家族がお手伝いしやすいようにスペースを広くしたり、お風呂の床を滑りにくい素材に変えたりすることで、介護をする方もされる方も負担が少なくなります。

2-1.ご高齢になっても使いやすい広いトイレを寝室の側に

トイレは、寝室の近くに設置することで、移動がスムーズになり、季節によってはヒートショックのリスクを減らせます。また、スペースを広くして手摺りを付けると、車椅子のまま入り、ご自身で便器に移動できるようになります。小さなお子さまのトイレトレーニングや、トイレのときに介助が必要な場合にも、ご家族が一緒に入ることができます。

また、寝室から出るのが困難な場合には、室内にトイレの設置も可能です。費用はトイレのみを室内に設置する場合は30 万円ほど、広いトイレやユニットバスを設置する場合には150万~200万円ほどになります。

2-2.ご家族が一緒に入ることができる広いバスルーム

従来の住宅のバスルームは、お1人で入浴されることが想定された広さになっており、床面もバスタブと同じような素材のため、濡れると滑りやすい場合も多くありました。そのようなバスルームでは、入浴に介助が必要になった場合には狭く、足元にも注意をはらう必要となれば、それだけ負担も大きくなります。

また、室内の温度差によって生じるヒートショックの危険を回避するために浴室暖房を取り入れるのも効果的でしょう。そこで、バスルームを広くしバスタブの近くに手摺りを設置したり、床を滑りにくい素材に変えたりすることで、入浴の安全を確保し、介助する方の負担も軽くなります。

費用は、床の張り替えが10 万円ほど。浴室暖房設備が10万~15万円ほどです。浴室全体をバリアフリー対応にするための費用は150万円ほどになります

2-3.ご家族全員が使いやすい洗面台

従来の洗面台は、立ったままで使うことを想定したつくりになっているため、車椅子をご利用の方や、小さなお子さまにとっても使いにくい高さです。そこで、高さを見直し、座ったままでも使いやすい洗面台にすることをおすすめします。大人の方のご利用時には、椅子を置くことで、ゆったりとした気持ちで洗顔をしたり、身だしなみを整えたりすることができます。

全てのご家族に優しい高さの洗面台にするための設置費用は30万~50万円ほどです。

3.外出や帰宅時も安心と安全を守る玄関

外出や帰宅時に家に出入りするときに、玄関の階段の上り下りが負担になるケースも多いでしょう。車椅子では座ったままの移動が難しく、歩行に杖を使っている方にとっても、特に下りの段差は恐いものです。

お年寄り以外でも小さな子供さんや妊娠中で足元のよく見えない場合にも階段は歩行に不安や危険を感じやすい場所です。安全に歩きやすい玄関を設置して、外出や帰宅時の不安や不便を解消しましょう。

3-1.アプローチにスロープや手摺りによって歩行の安全を守る

玄関へのアプローチを階段ではなくスロープにすることで、住宅に出入りする際の安心と安全が確保されます。また、スロープをつくるのが難しい場合でも手摺りを設置することで歩行の安全を得ることができます。また、スロープは歩きやすさを確保するため、素材にもこだわりたいものです。玄関までのアプローチをスロープにするためには、ある程度の広さが必要です。設置が可能かどうか、またどのような素材が良いかなどについてもお問い合わせください。

アプローチをスロープにするための費用は素材や広さによっても値段が変わるため、手摺り込みで100万~500万円ほどになります。

3-2.段差のない玄関にする

最近では、車椅子での移動のために玄関の段差をあえてつくらないお宅も増えてきています。しかし、段差のない玄関は、移動が楽な半面、靴を履くときに座ることができなかったり、砂や小石など、外からの汚れが家に入りやすかったりするデメリットもあります。

玄関の段差については、ライフスタイルやご家族の希望を考慮して、じっくりと検討することをおすすめします。具体的な物件情報や費用に関しては、お気軽にお問い合わせください。

4.まとめ

住宅のご購入時には、新居で始まる新しい暮らしへの期待に胸を膨らませていることでしょう。「有限会社ハウス壱番館」では、ご購入いただいた住宅で過ごされるお客様が、生涯にわたって快適に暮らしていただけることを願っております。

子育てはもちろん、ご高齢になってからも安心して過ごせるバリアフリー住宅についてご提案いたします。

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