平成25年住宅・土地統計調査結果/埼玉県 (持ち家が増え上昇しました。)

住宅・土地統計調査は、住宅、土地の保有状況及び世帯の居住状況等の
実態を調査し、その現状と推移を全国及び地域別に明らかにすることを
目的に行われている調査で、昭和23年から5年ごとに実施されています。

 

埼玉県の概要は次のとおりです。

                                      ※詳しくは、埼玉県総務部統計課のページ

                                        「彩の国統計情報館」をご覧ください。

 

1.総住宅数と総世帯数

平成25年10月1日現在の埼玉県の総住宅数は326万6千戸で平成20年に比べると、
23万7千戸7.8%増加し、東京都、大阪府、神奈川県、愛知県に次いで全国5位と
なっています。

 

また、埼玉県の総世帯数は291万9千世帯で、東京都、大阪府、神奈川県、愛知県
に次いで、全国5位となっています。

 

埼玉県では、総住宅数が総世帯数を34万7千戸上回り、1世帯当たりの住宅数は、
1.12戸となりました。

2.居住世帯の有無

埼玉県の総住宅数326万6千戸のうち、「居住世帯のある住宅」は、289万4千戸
で総住宅数の88.6%を占め、空き家、建設中の住宅などの「居住世帯のない住宅」
は、37万2千戸で、総住宅数の11.4%となっています。

 

平成20年に比べると、居住世帯のある住宅は20万6千戸、7.7%増加し、居住世帯
のない住宅は、3万戸、8.9%増加しています。

 

3.建て方、構造

・建て方

埼玉県の『居住世帯のある住宅』289万4千戸を建て方別にみると、
一戸建ては162万3千戸で住宅全体の56.1%を占め次いで共同住宅が
122万5千戸(同42.3%)、長屋建が4万1千戸(同1.4%)、その他が
5千戸(同0.2%)の順となっています。

 

・構造
埼玉県の住宅を構造別にみると、木造が175万5千戸で住宅全体の
60.7%、鉄筋・鉄骨コンクリート造などの非木造が113万5千戸(同39.3%)
となっています。

4.建築の時期

(1)建築の時期
埼玉県の住宅を建築の時期別にみると、昭和55年までに建築された住宅が
61万4千戸で、住宅全体の21.2%、昭和56年以降が201万6千戸(同69.6%)、
建築時期が不詳の住宅が26万5千戸(同9.1%)となっており、新耐震基準が
施行された昭和56年以降に建築された住宅が全体の約7割を占めています。

 

(2)建築時期別の建て方割合
埼玉県の住宅の建築の時期別に建て方割合をみると、昭和25年以前に建築され
た住宅では、一戸建てが92.7%、長屋建が1.5%となっており、共同住宅は
5.2%に過ぎません。

 

一方、昭和26年以降に建築された住宅は、一戸建ての割合が低下し、共同住宅の
割合が上昇する傾向にありました。

 

平成3年~平成12年に建築された住宅は、一戸建ての割合が50.6%まで低下し、
共同住宅の割合が48.4%まで上昇しました。

 

平成13年以降に建築された住宅は、平成3年~平成12年に建築された住宅に
比べると、一戸建ての割合が上昇し、共同住宅の割合が低下しています。

平成23年~平成25年9月まで建築された住宅は、一戸建ての割合が60.3%、
共同住宅の割合が38.2%となっています。

 

5.所有の関係

埼玉県の住宅を所有関係別にみると、持ち家が191万6千戸(全国4位)で、
住宅全体に占める割合(持ち家住宅率)は66.2%(全国31位)、借家が
90万7千戸で、住宅全体に占める割合は31.3%となっています。

 

埼玉県の持ち家住宅率の推移をみると、平成10年以降上昇しており、
平成25年には、平成20年に比べると、0.9ポイント上昇しています。

また、全国の持ち家住宅率(61.9%)と比べると、4.3ポイント
上回っています。

6.住宅の規模

埼玉県の専用住宅の1住宅当たり居住室数及び延べ面積(居住室のほか
玄関、トイレ、台所などを含めた住宅の床面積の合計)をみると、
1住宅当たり居住室数は4.39室、延べ面積は86.43㎡となっており、
平成20年に比べると、居住室数は0.03室の減少、延べ面積は1.09㎡
の増加となっています。

 

埼玉県の専用住宅の規模を住宅の所有関係別にみると、持ち家では
1住宅当たり居住室数が5.22室、延べ面積が106.08㎡となっているのに対し、
借家では居住室数が2.66室、延べ面積が45.83㎡と、いずれも持ち家を
大幅に下回っています。

 

また、全国と比べると、埼玉県は居住室数では0.19室、延べ面積では
7.12㎡それぞれ下回っています。

 

7.設備

省エネルギー設備等のある住宅についてみると、「太陽光を利用した発電機器
のある住宅」は84,500戸(全国2位)となっており、平成20年に比べると、
59,900戸増加し、3.4倍に増えています。

 

また、「二重サッシ又は複層ガラスの窓のある住宅」は656,400戸(全国4位)
となっており、平成20年に比べると205,100戸増加し、1.5倍に増えています。

 

これを住宅の所有の関係別にみると、持ち家では、「太陽光を利用した発電器
のある住宅」は78,800戸で、持ち家全体の4.1%、「二重サッシ又は複層ガラス
の窓のある住宅」は584,700戸で、持ち家全体の30.5%となっているのに対し、
借家では、それぞれ5,700戸、0.6%、71,800戸、7.9%となっており、省エネル
ギー設備等を設置している住宅は、持ち家で多くなっています。

 

8.まとめ 

いかがだったでしょうか!
住宅・土地統計調査は5年ごとに実施されます。

 

埼玉県は、持ち家が増え上昇しております。
住宅購入を比較検討されている方は、是非ハウス壱番館へお問い合わせください。

 

下記に平成25年の主な特徴を記載します。
 

 

【主な特徴】

総住宅数326万6千戸のうち3.4%が理由のない空き家

・『総住宅数』は、326万6千戸で全国第5位
・『空き家数』は、35万5千戸で『空き家率』は10.9%(全国44位)
 5年前と比較して0.2ポイント上昇した。
・空き家のうち、賃貸用住宅、売却用住宅、別荘などを除いた
 『理由のない空き家』は総住宅数の3.4%で全国45位。

地震に対して不安のある住宅が全体の30.3%

・『居住世帯のある住宅』289万4千戸のうち、昭和55年までに
 建築された住宅(旧耐震基準で建てられた住宅)は、61万4千戸で
 全体の21.2%。
・建築時期不詳の26万5千戸を含めると全体の30.3%が地震に対して
 不安がある。

持ち家数は191万6千戸で全国第4位、5年間で16万1千戸増加

・持ち家率は5年前と比べると0.9ポイント上昇して66.2%で全国第31位

 太陽光発電のある住宅数は84,500戸で全国第2位

・5年前と比較すると59,900戸増加し、5年前の3.4倍となりました。
・設置割合は、持ち家で4.1%、借家で0.6%となっています。

 

埼玉の不動産 ハウス壱番館の坂口でした^^

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