住宅購入にあたり、不動産屋さんから見積もりをもらうと、
諸費用の中に必ず火災保険料が組み込まれております。
『なぜ?』と疑問を生じる人も中にはいらっしゃると思います。
以前は、銀行等で質権設定をして担保にしていました。
もしもの場合に備えられていたのでしょうが。
もちろん、住宅ローンを利用する全期間です。
不動産は、大切な資産(財産)です。
購入する建物や家財を守る大切な火災保険です。
これから具体的に、火災総合保険と補償内容を比較検討していきましょう。
Contents
*希望に応じた最適な補償プラン
保険の対象となる事故内容(補償内容)を10項目ご紹介します。
①火災
②落雷
③破裂・爆発
例:調理中にカセットコンロのボンベが爆発した。
消火器が爆発し、冷蔵庫の扉が破損した。
④風災・ひょう災・雪災
⑤建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等
⑥給排水設備に生じた事故等による水漏れ
⑦騒擾(そうじょう)・集団行為等による破壊行為等
例:自宅前で破壊行為(集団で騒ぎを起こし)、
自宅の塀や壁が破壊されてしまった。
⑧盗難
⑨水災(床上浸水により損害が発生した場合等)
⑩不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)
例:模様替え中に、誤って窓ガラスを割った。
上記 対象となる事故内容ですが、プラン別に分けてみました。
①~⑩をすべて含む充実の火災保険プラン(A)
⑨以外の水災対象外特約セットプラン(B)
⑩以外の不測かつ突発的な事故対象外特約セットプラン(C)
⑨⑩以外の水災対象外特約・
不測かつ突発的な事故対象外特約セットプラン(D)
①~④のみ限定特約セットプラン(E)
①~③のみ限定特約セットプラン(F)
上記内容の実際の損害額100%を賄うプランです。(保険金額が限度です)
保険料も(A)→(F)のプランで価格も安くなります。
保険料は所在地(都道府県)と建物構造により異なります。
また、払い込み方法も 一括払い・長期年払い等 があります。
*オプション(特約付き)
①個人賠償責任特約
所有・使用・管理に起因する偶然な事故が対象となります。
本人とその家族の日常生活に起因する事故で、
他人の体を傷つけたり財物に損害を与えたりした結果、
法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対する特約。
例:自転車に乗っていて人にケガをさせた。
マンションの3階から物を落として通行人にケガをさせた。
②類焼補償特約
建物または家財から発生した火災、破裂・爆発によって近隣の住宅建物
または、家財等の損害に対する特約。(火元に故意・重大な過失がなく
法律上の損害賠償責任が発生しない場合)
③法律相談費用及び弁護士費用等特約
他人によって、体を傷つけられたり住宅や家財に損害を被ったりした場合、
その被害について弁護士に相談する費用や法律上の損害賠償請求を
弁護士に委任するための費用に対する特約。
*地震保険
地震・噴火・津波を原因とする火災・損壊・埋没・流失による
損害だけでなく、地震等により延焼・拡大したことによって建物または家財が
損害を受けた場合にでる保険金。
例① 地震で火災が発生し建物が焼失した場合。
例② 地震で建物が倒壊した場合。
例③ 地震による津波で建物が流された場合。
例①~③等の場合に保険金が支払われます。
保険金の額は、損害の程度により異なります。
おおよそ、
全損の場合、地震保険金額の100%(時価が限度)
半損の場合、地震保険金額の50%(時価の50%が限度)
一部損の場合、地震保険金額の5%(時価の5%が限度)
となっています。
また、地震保険だけでは契約ができません。
必ず火災保険と合わせてご契約ください。
保険期間ですが、1年間または5年間ずつ自動的に継続されるものと
最長5年までの長期契約とするものがあります。
*まとめ
いかがだったでしょうか。
地震保険は単独では加入できないことがわかりました。
補償内容もすべてに加入すると割高になることもわかりました。
まず、物件購入の地域が、どのような地域なのか?
地盤が低いか?水の心配があるか?住宅が密集している地域なのか?
工場が近くにあるか?
結果、水災(床上浸水により損害が発生した場合)のない地域を
選ぶことだと思います。(保険料が2~3割程度安いから・・)
まずは自治体のハザードマップを参照ください。
新築一戸建て(一軒家)を探すとき、『地域から探す』が一般的だと思います。
地域の事を細かい処まで知っているのはお客様ご自身。
次に不動産の購入のお手伝いする『有限会社 ハウス壱番館』です。
お役に立てるように頑張ります。
埼玉の不動産 ハウス壱番館の坂口でした^^