新築一戸建て購入の基本的な流れと注意点!

新築一戸建ての購入を検討する場合に

最近ではインターネットを活用する方も多いと思います。

 

価格・面積・間取・設備・周辺環境といった様々な要素から

簡単に望みの物件を探すことが出来るうえに

お気に入り登録をしておけば、価格の変更がある時に

随時新しい情報を知る事も出来ます。

 

そんな中で、いざ実際に不動産を購入しよう!となった時に

「じゃあ、どうすればいいの?」という方も少なくありません。

 

そこで今回は、希望の物件を見つけた後の

入居までの流れを簡単にご紹介させていただきます。

 

 

1   :不動産会社を探す

新築一戸建てを購入する場合、

多くの方が不動産会社を利用すると思います。

 

どういう不動産会社なのか? どんなスタッフがいるのか?等

ホームページや事務所を実際に見たりして

信頼できそうな不動産会社を探しましょう。

 

 

2   :現地を見る

不動産会社を探したら、希望の物件を伝えて

とにもかくにもまず自分の目で見るために案内をしてもらいましょう。

 

未完成の物件でも、現地のイメージや周辺環境を把握するために

必ず自分の目で確認することを忘れないようにしましょう。

 

また、自分自身だけでなく、ご家族やご両親にも見てもらう事も大切です。

必要であれば、何度も見に行くようにしましょう。

 

 

3-1:購入の申し込みをする

実際に見て、購入を固く決意したら

不動産会社を通して、売主へ購入の申し込みをします。

もし今出ている価格より安く買いたい場合は

この時点で、自分が望む価格の意思表示をしましょう。

 

 

3-2:住宅ローンの事前審査を受ける

住宅ローンを利用する場合は

購入の申込と同時に、事前審査を受ける事になります。

各金融機関所定の申込書がありますので、必要事項を記入します。

 

 

4-1:重要事項の説明を受ける

事前審査が無事に承認となれば、

売買契約となりますが、その前に

不動産会社の宅地建物取引主任者から、

物件に対する重要事項の説明を受けます。

大変重要な内容なので不明な点は必ず確認をするようにしましょう。

 

 

4-2:売買契約を結ぶ

重要事項の説明を確認したら売買契約を結びます。

この時点で売主に手付金を支払います。

大きなお金が動き始めるので、しっかりと内容を確認するようにしましょう。

 

 

4-3:住宅ローンの申し込みをする

売買契約を結んだら、次は住宅ローンの本申込になります。

各金融機関所定の申込書に必要事項を記入します。

事前審査で記入したことと重複する箇所があって

大変面倒ではありますが、きっちりと記入するようにしましょう。

 

 

4-4:不動産の表題登記を行う

住宅ローンを利用する場合に、

銀行は不動産を担保にしてお金を貸してくれます。

しかし、新築の建物はまだ登記がされていないため

住宅ローンの担保にしたくても出来ません。

その為に、まず建物の登記が必要になります。

 

とはいえ、自分で難しい作業をする必要はありません。

たいていの場合、売主より土地家屋調査士を斡旋してもらえるので

その調査士に対する委任状に記名押印をし、必要書類を提出するだけです。

 

 

5   :住宅ローンの契約を結ぶ

表題登記が終わり、銀行の審査が下りれば住宅ローンの契約となります。

各金融機関の所定の契約書を確認したら改めて記名押印をします。

 

 

6-1:融資実行と引き渡し

各金融機関で融資を実行し、物件の残代金を支払います。

この残代金の支払いが確認されれば引き渡しとなります。

各種書類と鍵をここで引き渡されます。

 

 

6-2:移転登記を行う

引き渡しが実行されれば、同時に移転登記を行います。

現在売主名義となっているものを買主名義に切り替えます。

表題登記と同じように難しいことをする必要はありません。

売主より司法書士を斡旋してもらえますので

その先生への委任状に記名押印をして終了です。

 

 

7   :入居

長かった・・・

非常に長かったですが、やっと入居です。

しかし、ここでもう一つ追加の工事が必要になる場合があります。

 

建売の場合、シャッターや雨戸、カーテンレール等が

設置されていない物件が多々あります。

上記の設備が必要であれば、別途工事を行います。

 

入居はこの工事が終わってからの方がいいかもしれませんね。

 

 

8   :まとめ

いかがでしたでしょうか?

思ったよりやることが多いと感じた方もいるかもしれませんね。

しかも、実際に購入となると、上記1から6までは約1ヶ月です。

 

その1ヶ月の間に、役所に行って必要書類を用意したり

会社に書類の申請をしたりしなければなりません。

契約が進んでから時間を作るのが難しくて

書類を揃えるのに時間がかかるなんて事もあるかと思います。

 

必要な書類は取得日から3カ月以内は有効に活用できますので

場合によっては、予め取得するのも良いかもしれません。

 

あれよあれよと進む契約に不信感を抱かないためにも

しっかりと流れを理解し、準備をしておくようにしましょう。

 

埼玉の不動産 ハウス壱番館の鈴木でした^^

2024年4月
« 5月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930