日本は、世界有数の地震国です。
いつ、どこで大地震が起こっても不思議ではありません。
関東大震災以降、東南海地震、十勝沖地震、阪神・淡路大震災、
新潟県中越沖地震、東日本大震災等、数えればきりがありません。
そこで今回は、地震による地盤の影響について触れたいと思います。
○液状化現象
最近では、千葉県浦安市など東京湾沿岸、
埼玉県久喜市の南栗橋地区の地盤の液状化現象が、
マスコミで取り上げられ話題になりました。
液状化現象とは、臨海地(埋立地)や砂質土地盤で起こりやすい現象です。
地表付近で水を含んだ状態の砂質土が、
地震の震動により固体から液体化することにより、
表層部の構築物や道路舗装などが揚圧力(下からかかる圧力)を受け壊れたり、
沈み込みを起こすことです。
○地盤沈下
一言でいうと、地盤が沈む現象を指します。
自然的なもの、人工的なものがあげられますが、
一度地盤が沈下すると、二度と元の高さに戻ることはありません。
地震による地盤沈下では、地殻変動を起こした結果として、
土地表面に隆起や沈下の異変が現れます。
○地盤調査
注文住宅・建売住宅ともに、地盤調査は必要です。
地盤が固い方が理想的ですが、柔軟な土地の場合は
地盤改良を行い、地盤補強をしなくてはなりません。
○地域の特性
日本は、冒頭にも記載したように、世界有数の地震国です。
北は北海道から南は沖縄まで、震度計では測れない微弱な地震もあります。
その中で、住宅選びの際には、
購入予定の土地の地域(区役所・市役所・役場)のハザードマップが
参考になると思います。(インターネットでも確認できる場合があります)
また、図書館等にある地域の地図が参考になります。
明治・大正・昭和と、時の流れにより街並みの変化や
その土地が、田んぼ・畑・山林・沼地等でなかったか、
地盤が高いか低いか?などが確認できます。
他にも、区画整理により、埋め立てや切土、盛土も考えられますので
購入の際には、よく調査をしっかりしましょう。
○まとめ
いかがだったでしょうか。
地震は頻繁に起こります。
今後、30年以内に大地震が起きるとマスコミが報道しましたが、
『備えあれば憂いなし』のごとく、準備が必要です。
引っ越しして、家具をそのままにしていませんか?
転倒防止の器具をつけたり、ガラスに飛散防止用のフイルムをつけたり、
予防が必要です。
ハウス壱番館のホームページは、新築分譲住宅で耐震等級(損傷のしにくさ)
最高等級取得済(※1)の物件も豊富に検索できます。
(※1)東京では、震度6から震度7の1.5倍の地震にも耐えられる建物。
埼玉の不動産 ハウス壱番館 坂口でした^^