近年、海外でも注目され、世界中に愛好者が広がっている盆栽。
その盆栽の中でも、気軽に楽しめる手のひらサイズの盆栽。
それがミニ盆栽です。
今年の10月から、さいたま市の小学校で盆栽の授業が始まりました。
子ども達も手のひらサイズの盆栽づくりに挑戦しています。
初心者でも楽しめて、小さなお庭や、ベランダでも育てられるミニ盆栽!
この時期におすすめなものは?
いくつかご紹介していきましょう。
Contents
◎冬におすすめのミニ盆栽
紅シタン(ベニシタン) バラ科の低木。 秋に紅熟した実は、翌春までつき、 枝一面につけた実は、 冬を彩ってくれる。 寒さに強く、丈夫。 ただし、冬は鉢中が凍らないところで。 |
黒松 縁起のいい樹木。 赤松と比べ、葉が硬めで 樹皮が黒っぽい色をしている。 枝振りも太く男らしいところから 雄松(オマツ)とも呼ばれている。 風通しの良いところを好む。 |
ツツジ 長寿の木として知られている。 4月から5月の春先にかけて 花をつける。 陽当たりの良い場所を好む。 |
真柏(シンパク) ヒノキ科「ミヤマビャクシン」のことを 盆栽では、「シンパク」と呼ぶ。 大きな魅力は、豊かな緑。 幹は横に曲がって成長することが多く、 バラエティに富んだ樹形作りができる。 寒さに強く、水を好む。 |
南天(ナンテン) 新緑⇒紅葉⇒実 と、 楽しむことができる。 乾燥に弱く、日陰や寒さに強い。 「難」を「転じる」ことから 縁起が良い樹木とされている。 |
◎お気に入りの苗木が見つかったら
ミニ盆栽は、お店で500円くらいから購入できます。
購入してきたら、鉢付きのものでも、根がはっていることが多いので、
植え替えてあげましょう。
※その際、お気に入りの鉢を選ぶのも楽しいです。
植え替えの仕方
①鉢の底にネットを敷く。
②鹿沼土や赤玉土の大きめのもの、又は、小石などを敷く。
③苗木をポットから出し、土を取り、根が長いようなら切る。
④苗木を鉢に入れ、盆栽用の土や赤玉土を入れる。
⑤棒などで、土が根の間に入るようにつつく。
⑥たっぷり水をやる。
※苗木が不安定なようなら、針金やひもなどで、
鉢と苗木を固定させてあげましょう。
◎アレンジするなら
ケーキ屋さんのプリンカップや、家にある陶製の容器などに
植え替えてみても素敵です。
その際は、底に穴を開けましょう。
◎注意すること
基本的には、乾いたらしっかり水やりをしましょう。
鉢が小さい分、乾きも早いので、注意が必要です。
冬の間は、屋内に3日から1週間は置いておいても大丈夫。
ただ、定期的に太陽にあてましょう。
◎まとめ
本格的に盆栽を育てることは、奥が深く難しいです。
しかし、盆栽の定義や形式にこだわらなければ、
初心者でも、気軽に楽しむことができます。
お正月ももうすぐやってきます。
玄関やリビングに、ミニ盆栽をそっと飾ってみてはいかがでしょう。
ミニ盆栽ならではの味わいとかわいさで、
いつもと違ったお正月を演出できるかもしれません。
埼玉の不動産 ハウス壱番館の島野でした^^