
日本は諸外国に比べて犯罪率が低く
「安心して暮らせる国」と言われています。
しかしながら、それは「犯罪がない」ということではありません。
住宅に関しても不審者侵入の被害は毎日どこかで発生しています。
そこで今回は、戸建住宅の犯行の現状とその対策についてまとめてみました。
Contents
◎犯行の現状
平成26年の住宅対象侵入窃盗は、全国で48,120件あり
このうち埼玉県の発生件数は3,496件でした。
県内では1日あたり約9件以上の住宅が
被害に遭っていることになります。
侵入口は圧倒的に「窓」からが多く
次いで、「玄関」となっています。
※出典:埼玉県警察ホームページより抜粋、編集して掲載。
◎防犯対策
では、どのような対策をとればいいのでしょうか?
警察庁や埼玉県警が推奨している対策の中で
主なものをまとめてみました。
窓
① 防犯合わせガラスにするか、防犯フィムルを貼る。
② 補助錠を取り付ける。
③ ロック付きクレセントにする。
高窓(トイレ、浴室)
① 防犯性の高い面格子を取り付ける。
(他は、窓と同様)
雨戸
① 雨戸錠を戸板に2ヶ所以上つける。
② 雨戸に外れ止めをつける。
玄関ドア
① ピッキングで開けにくい「CP-C認定」の鍵に取り替える。
② ドアにガードプレートを入れて鍵を取り付ける。
③ サムターンカバーを取り付ける。
※出典:警察庁ホームページ 及び 埼玉県警察ホームページより抜粋、編集して掲載。
◎建売住宅の防犯対策
独自の防犯対策をとっているハウスメーカーの物件がいくつかあります。
当社でも取り扱っておりますので、ご参考にして下さい。
① 電気施錠「スマートコントロールキー」を玄関扉に搭載している住宅
注)スマートコントロールキーとは、鍵穴を見せない高い防犯性と
便利な機能を両立したこれからの新しい玄関扉です。
② 安心のホームセキュリティー・セコム標準装備の住宅
(詳細については当社までお問い合わせ下さい。)
◎まとめ
侵入者は下見を繰り返すと言われています。
近隣の「人の目」が不審者侵入を防ぐ可能性もあります。
犯行防止の為にも、良好な近所付き合いは
大変重要なことです。
暑い夏に向かうこれからの時期。
旅行などで家を空けることも増えるでしょう。
犯罪を100%防ぐことは難しいですが
被害を最小限に抑える為にも
日頃の対策や心構えが大切ですね。
埼玉の不動産 ハウス壱番館の島野でした^^