不動産会社のHP(ホームページ)や、広告等を見ると
『LDK○○帖』
『敷地○○坪』
という記載をよく見かけるかと思います。
しかし、これだけで広さをイメージするのは難しいかもしれません。
そこで今回は、1帖・1坪というのがどれくらいの広さなのか?
について簡単にまとめてみようと思います。
Contents
1帖は約1.65㎡
畳一枚の面積は、
3尺(0.909m)×1間(約1.818181m)=1.65273㎡
この数字を少し丸めて1.65㎡として
計算している事が多いと思います。
なので、「和室6帖」という表記があれば、
およそ9.9㎡という事になります。
補足として、畳には色々なタイプがあります。
本間、中京間、江戸間、団地間等、それぞれ大きさも違います。
本コラムでは、一般的によく使われている
中京間を基に算出しています。
1坪は3.30578㎡
1坪は、
1間(約1.818181m)×1間(約1.818181m)=3.30578㎡
「敷地30坪」の場合、
30×3.30578=99.1734㎡となります。
補足として、上記のように1帖は約1.65㎡で、
1坪は約3.3㎡となるので、およそ2倍です。
つまり、1坪は約2帖となります。
ややこしい尺貫法
尺貫法はメートル法の前に使われていた単位の総称です。
上記の計算式でも出てきましたが
「1尺」や「1間」等といった表記の事です。
一般的には使われないのでイメージしづらいと思います。
「坪」も、この尺貫法の中の単位の一つです。
よく見る表記ではありますが
不動産関係に詳しくなければ、あまり知らないと思います。
補足として、意外と身近にある尺貫法として
お寿司屋で見かける「1貫」や
日本酒等に用いられている「1升」、食パンの「1斤」、
髪を切る時の「5分刈り」なんてのも尺貫法です。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
小難しい計算式などもありましたが
おおよそのイメージは掴めたでしょうか?
もし、今後建物の間取図を見る機会があれば
単純に、「1帖は1.65㎡」、「1坪は3.3㎡」で
試算してもらえたらと思います。
最後に注意点として
「LDK15帖」と記載されている場合
15×1.65=24.75㎡
となり、パッと見た感じでは広いかもしれませんが
間取りによってはその広さを感じない事もあります。
LDKは、文字の通り
「リビング・ダイニング・キッチン」の
3つを合わせての表記なので
キッチンが5帖あれば、LD部分が10帖になります。
LDが10帖だと、16.5㎡となり
思っているよりは狭くなります。
また、LDの形がL字型やヒョウタン型だと
余計に狭く感じると思われます。
間取図を見る時は
単純に帖数を見るだけでなく
そのLDKの形や、キッチンの広さにも注意するといいでしょう。
埼玉の不動産 ハウス壱番館の鈴木でした^^